今回は私が普段愛用しているスノーピーク(snowpeak)の大型タープ、ランドステーション(L) アイボリーをご紹介します。設営方法も折り紙のように色々な張り方があり、季節・天候に合わせた設営が可能です。また、サイズも大きいのでグルキャンなどのベースとしても大活躍します。
スノーピーク(snowpeak)とは?
スノーピークは、新潟県三条市に本社を置くアウトドア用品の総合メーカーです。
材質、機能にこだわり、業界トップレベルの品質、洗練されたデザイン性により、国内外で圧倒的な人気を誇ります。
全てのキャンパー向けに幅広いラインナップを展開しており、キャンプ初心者からベテランキャンパーまで幅広い層に支持されてます。
スノーピークは、日進月歩で発展するこの現代社会において、自然志向のライフスタイルをキーワードに、「人間らしい、地に足のついたゆるやかな時間」を提案しています。
また「自らもユーザーである」という理念の基に開発されたキャンプ用品は、沢山の魅力に溢れています。
ユーザー目線で作られた製品の高い品質
スノーピークは、常にユーザー目線に立ち、「自分たちが本当に欲しいもの」へのこだわりは、機能性、耐久性を兼ね備えた数多くのキャンプ道具を生み出してます。
私もいくつかのスノーピーク製品を保持していますが、全てが高品質で、ずっと使い続けられるようなキャンプ道具ばかりです。
本社のある新潟県三条市は、職人の町として知られており、常により良いものを作ろうという職人の志があるのかもしれません。
キャンプ場でも目を引く洗練されたデザイン
スノーピークの魅力は、高い品質と機能性だけではありません。
それまで無骨で機能面ばかり重視されていたキャンプ用品を機能的でお洒落なライフスタイル商品へと変換させたのは、スノーピークです。
色やシルエットも派手ではなく、簡素さの中に独特な機能美を帯びており、お洒落なキャンパーには絶大な人気を誇ります。
スノーピークは高級品?
スノーピークのキャンプ用品は、他のアウトドアメーカーの製品と比べて、品質にこだわっている分、価格は若干高めに設定されてます。
但し、コストパフォーマンスは、他メーカーの製品と比べて劣っておらず、むしろ良い方だと思っております。
初心者向けのエントリーモデルであっても、非常に品質が良く、ベテランキャンパーが使うのに問題ないレベルだったりしますし、製品一つ一つのこだわりは、若干の価格差で埋められない価値があります。
良いものを長く使いたいという志向性の方にはあったブランドではないでしょうか。
ランドステーションとは?
ランドステーションはスノーピークから発売されているタープです。「次世代タープ」と評しているだけあって、その機能はまさに想像以上です。
Instagramなどではよく見かけますが、私の場合、実際に使用されている方が回りにいませんでした。大型タープということもあって、お値段もそれなりにするので、今回は購入を検討している方向けにランドステーション(通称:ランステ)のメリット・デメリットをご紹介します。
メリット
とにかくかっこいい!
なんといっても、まずはこれでしょう。
テントを選ぶ基準って人それぞれだと思います。
ブランド?スペック?使い勝手?サイズ?
勿論、外で最低限一晩過ごすので、ある程度のスペックは必要ですよね。
あくまで趣味の一環ですので、自分が愛している逸品である方が良いと思います。オールドの車に乗っている方などがそれに当たるのでしょうか。
ランドステーションは現在2カラーが展開されています。
その中でも、私はアイボリーカラー イチ押しです。
キャンプサイトの中に、鎮座する真っ白な幕。何度見ても惚れ惚れしますね。
使い方万能!
ランドステーションにはチャック(開閉部)が、全部で6箇所くらいあります。(違うかも)
夏は全面開放するも良し。
真冬は締め切って、一箇所から出入りするも良し。
と季節・天候に合わせた設営方法が可能です!
こちらの張り方は、出入りが少し面倒(頭を低くしないといけない)ですが、いい具合に他人からの視線も遮りながら、ローチェアに座ると景色も見渡す事ができます。
冬も使える!
ランドステーションを購入するまでは、冬はコールマンのスクリーンタープを使用していました。
確かにさすがコールマンというだけあって、使い勝手は良かったのですが、少々難点がありました。
冬の寒い日の場合、テント or 幕内にストーブを置いて暖を取りたいのですが、コールマンのスクリーンタープでは、テントを入れることが出来ませんでした。
そのため、どうしてもテントを2つ(スクリーンタープとテント)を設営する必要があり、設営の手間がありました。
ランドステーションにしてからは、幕内でストーブを焚いて、すぐ隣にテントが設営できます。(自立式に限る)また最悪、中のテントはサンシェードでもいけちゃうわけですね。
※基本的にはテントの中での火気使用は厳禁です。あくまで自己責任で行ってください。推奨しているわけではありません。
専用インナールーム 6/5新発売!
私は、MSRエリクサー3をランステ内に入れていますが、なんと!2021年6月5日に『ランドステーション インナールーム』という専用インナーが発売になります。
ランドステーションを使用していると、センターポールが邪魔でテントが入れられないというお悩みが、これなら解決されますね。
うーん良いお値段しています。
これはあくまで吊り下げ式で、ランステでしか使用出来ないので、これなら同じ値段の自立型のテントを買ったほうが良いかもですね。
【6/5 10:00発売開始】ランドステーション インナールーム
【6/5 10:00発売開始】ランドステーション インナールームS
デメリット
設営サイズが大きい
あれ?大きいことが良いんじゃないの?
と思われる方もいるかも知れません。
確かに、大きいので複数のテントを中に入れたダブルカンガルー使用も可能です。本当に大きいので、実は冬場が少々寒いです。。。。
家族4人だけで使用する場合、ランドステーションの約半分程度でテントとチェア、テーブルなど一式が収まってしまいます。
つまり、残り半分が空間になってしまうんですね。
2020年末の大寒波の時、雪中キャンプをしたのですが、幕内が大きすぎストーブを火力MAXで焚いてもかなり寒かったです。
スカートが付いていない
昔販売されていたランドステーションには、スカートと呼ばれる幕下部のビラビラが付いていました。
スカートとは……
基本的には雨風の侵入を防ぐ為に付いている、テント下部のビラビラ。オールシーズンテントと謳っているものには基本的には付いているケースが多いです。
現行のランドステーションにはスカートが付属していない為、大雨などの場合は、芝生をつたって雨が侵入し床はびしょぬれになります。
また、冬もスカートが無いため下から風の侵入があり、少々寒いです。
自作でスカートを作っている方も、なかにはいらっしゃいますが、簡単な解決方法として長さの異なるメインポールを複数本持参し、当日の天候によって本体の高さを変えるという方法があります。
私もキャンプに行くときは、
下記のスノーピークの長さ違いのポールを複数本持参しています。
スノーピーク(snow peak) テント・タープ用 ウイングポールレッド 280cm
スノーピーク(snow peak) テント・タープ用 ウイングポールレッド 240cm
ペグダウンの多さ
このサイズの幕になると、しょうがない部分もありますが、最低でも16箇所以上のペグダウンが必要になります。
私はスノーピークの鍛造ペグ(ソリッドステーク)を持っていますが、これも重量があります。
[スノーピーク] ペグ 12本(6本セット×2) ソリッドステーク 30cm R-103-1
夏は実は暑い
そりゃ夏は暑いです。
このランドステーション(L) アイボリーは、白色幕の為、日光をけっこう通します。
付属でインナー天井幕が付いているので、夏場はこれをつけることをオススメしますが、やはり白色であることのデメリットですね。
同サイズのアイボリーカラーではないランステの場合は、ある程度日光を遮るそうですので、日光の透過具合が気になる方は、アイボリーカラー以外を選ばれた方が良いかも知れません。
使用風景
これまでに撮影した、ランドステーションの写真をご紹介します。
ランタンハンガーが付属します 白色なので汚れが目立ちます
買いなの?どうなの?
結論は、、、、、グルキャンがメインなら絶対買いです!
例えば家族4人だけで使用する場合は、少し大きいと感じるかもしれません。
私の場合は、基本的に複数家族でキャンプへ行くことが多いため、皆個別にテントを張りつつベーステントとして使用しています。
あとは、絶対的なビジュアルですね。
とにかくかっこいいです。
最近は白色のテントが各メーカーから発売されいるので、真っ白なテントが珍しくはなくなってきてい
ますが、それでもこのサイズ感の幕を貼ると圧巻です。
いかがでしたでしょうか。
今回はランドステーションのメリット・デメリットをお伝えしました。
使う方によって、様々なご意見があるとは思いますが、本当に素晴らしい幕ですので、是非購入をおすすめします。
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